ノルマンのフェイダウェイ、友駿のエルブルスシチーが出走
先週(2月20-21日)の競馬振り返り
現在の3歳馬は7頭中6頭がデビューしたものの、まだ掲示板すら無し。
果たしてこの7頭から勝ち上がりは出るのでしょうか?
(毎年一発一中でほぼ勝ち上がってきたのに、今年は希望すら無し)
先週走ったノルマンディーのフェイダウェイ。
デビュー戦でも幼さを見せており、調教が改善してきたので「ひょっとしたら?」を期待していたものの、
ひょっとどころか、途中から走ることを放棄して遊んでました。
勝ち馬とは6秒差の大差負けで、これはもう諦めるしかなさそう。
ここから挽回することを期待してもしょうがない。
母のタニノジャドールが高齢出産で、さらに晩成血統の父トーセンジョーダンですから、地方に転厩しても望みは薄そう。
マイナー種牡馬はノーザンファーム生産馬以外、見送るべきでした。反省。
もう1頭の出走3歳馬はエルブルスシチー(父ヴィクトワールピサ、母ゴーンクレージー)。
高橋義忠厩舎は本当に面倒見がよく、厩舎サイトでも情報更新が適切。調教タイムまで載っています。
友駿のサイト自体がヘボいので、これは助かる。
で、小倉の芝1800に戻してデビュー5戦目。初の一桁着順で8着でした。
普段から稽古に乗っている難波剛健騎手が騎乗。序盤は行き足がつかないなか道中内で脚をためて、4コーナーでは先頭集団。
上手く前目につけて、馬場の悪い内枠に入ったものの、最後まで追ってくれた感じ。
直線の伸びがほとんどなくワンペースな馬なので、後半はこんなもんか。
行き足さえ付けば、ペースよく先頭で粘り込む競馬が合ってそう。
ダートっぽいタイプに見えるのも分かるけど、ダートより芝の方が結果出せてますから、しばらくは芝を使いそう。
他の3歳馬の状況
ノルマンディーのメリス(父ロージズインメイ、母プラチナベール)は3月6日あたりの出走予定。
前回は2番手でつけて直線伸びず6着でしたが、距離短縮で粘り込みが図れれば掲示板はありそう。
もう1頭のノルマンディー出資馬、ガガク(父スクリーンヒーロー、母シンメイミヤビ)は大幅馬体減だった前走後、馬体回復を優先。
おそらく暖かくなってきてから、4月の中山あたりで再チャレンジではないでしょうか。
府中よりは中山の方が向いてそう。
福島の可能性もあるかな?
友駿のスイートデイズ(繋靭帯炎、やや致命的な感じ)とファステストシチー(骨折)は怪我からの復帰待ちですが、スイートデイズは素質がそもそも低そうで勝ち上がりは難しそう。
デビューもできるかどうか。
ファステストシチーは精神面が課題だとすると、5-6月予定の2走目は半年ぶりのレースになるはずで、あわよくば成長した姿が見れるかも?
モンストルシチー(父フェノーメノ)は、兄弟の勝ち上がりもほぼ夏馬で、晩成の長距離血統。
育成場でじっくり鍛えてもらいましょう。
それにしても、トーセンジョーダン産駒、フェノーメノ産駒と無理筋を引いてしまったのがこの世代の大きな敗因か。
ほかもラブリーデイ、エイシンヒカリ、ロージズインメイ、スクリーンヒーロー、ヴィクトワールピサなので、マイナー路線。
それ自体は、自分好みなので良いんだけど、せめてゴールドシップあたりにしておけばよかったか。
2歳出資馬の血統傾向
それに反して、今年の2歳馬は良血揃い。
<友駿>
フルールシチーの2019(父ロードカナロア)
募集価格 2500万円
アモーレエテルノの2019(父エピファネイア)
募集価格 1700万円
<ノルマンディー>
プロヴィデンシア(父エピファネイア)
募集価格 3520万円
ワイルドシンガーの2019(父ミッキーアイル)
募集価格 1200万円
ミナミの2019(父キンシャサノキセキ)
募集価格 860万円
アラマサクロフネの2019(父ダノンレジェンド)
募集価格 900万円
このあたりを、この価格帯で出資できたのは大変満足。
ミッキーアイルも、ダノンレジェンドも、コスパの良い産駒が生まれる可能性あり。
それ以外はマイナー種牡馬と新種牡馬でギャンブルしてるので、勝ち上がりが目標ね。
<友駿>
ダッシャーレーヌの2019(父ビッグアーサー・新種牡馬)
ケイティマイヒメの2019(父シルバーステート・新種牡馬)
<ノルマンディー>
クラリティスケール(父エイシンヒカリ)
<広尾>
コートリーラッシュの2019(父ロゴタイプ)
こんな感じで10頭。とにかく無事にデビューしてくれることをまずは願うのみ。