PowerPoint
プレゼンテーションをするわけでもないのだが、ビジネス用の標準ドキュメントとしてPowerPointが使われるケースが増えている。メッセージをビジュアルで伝えるためのツールとしては非常に良くできているのだが、書き手からしてみると非常に時間のかかる作業なので、好んで使われるケースは無かったのだが、最近はリテラシー自体が向上したのか、それとも好きで使っている人が増えたのか、非常に多く見かける。(大概のケースは、WordでもExcelでも同じ文書が作れるのにわざわざPPTを使っているケースの方が多いのだが。)
実は、これが間違いではない理由があると思っている。それは何か、いうと再利用性である。PPTはシート単位で独立しているので(Excelもそうだろ、という批判は免れないが)、企画書や説明・検討資料を作る上で過去のシートが簡単に再利用できてしまう。これが一番のメリットなのではなかろうか。当たり前ジャン、と思われるかもしれないが、PPT嫌いな上司にPPTを使っている理由を説明する場合に「再利用性の高さ」を挙げると納得してもらえるのではないか、と思う。