シルク入会チャレンジ(2/3)
シルクかキャロットか
ノーザンファーム生産の馬がほしければ、40口クラブかあるいはシルクかキャロットか。
40口クラブなんて富豪クラブは夢のまた夢、ということでシルクかキャロットを狙ってみよう、そんな思いが出始めたのは昨年入会したノルマンディー産駒がまったく走らなかったことと無関係ではない。
ノルマンディーどころか、毎年1頭出資してて1頭勝ち上がるという的中率、引きの強さをアピールしていた友駿2018年産世代も、一気に4頭に増やしたのが悪かったのか、1頭も勝ち上がれていない現状を反省するとともに、零細牧場だけでなく、大企業・大牧場の力を借りずして重賞は狙えない、そんな思いからノーザンファームにすがるようになってしまったのだった。
ま、東サラ、ライオンやDMMでもノーザンファーム生産馬に出資できるのだが、セールで買うのと庭先で卸してもらうのとでは価格がぜんぜん違うのよね。なので、シルクかキャロットは避けて通れないのです。
抽選優先制度
シルクで有名なのはこの制度。500口募集のうち、300口は出資実績上位の人が優先になるのだが、残り200口は抽選。しかも新規会員も既存会員も1頭だけ抽選優先馬を選ぶことができ、この抽選は実績や会員資格に関係なく平等で抽選が行われる。つまり、この抽選に通れば狙った馬に出資しながら、新規入会も可能。キャロットではこれが不可能なため、シルクのほうが圧倒的に入会もしやすく、相対的に欲しい馬にも出資しやすいことになる。
もちろん、みんなが欲しい馬は当然のように人気になるわけで、抽選に通りやすくするためには人気の盲点を狙うコツが必要。
あと中間発表なんかもあるので、ここでの票読みも重要ね。
最初の抽選優先(抽優)候補
考え方としては、こんな感じの戦略。
こんなセオリーから、牝馬で、新種牡馬で、初仔で、でも良血で動画の動きが良さそうな馬を選ぶことにしようと思った。
候補にあがったのはリオンディーズ産駒(エピファネイアの次はこの馬の活躍間違いなし)、リアルスティール産駒、サトノダイヤモンド産駒(この2頭はディープ後継有力候補と思っている)、サトノクラウン産駒。
でもですねぇ、中間発表みたら意外と人気してるのよね。
そんなことを悩んでいたら、友人のK君が「どうせ入るなら、GI狙える馬に行きたいですよね!」と悪魔の囁き。
そうだ、なにか間違えてた。手軽に取れる、そこそこ活躍できそうな馬を選ぼうとしていた俺!
天下のノーザンファームなら、GIも夢ではない!
ならば大化けしそうな馬にいくべきではないか!
抽優で選んだのはテルアケリーの20
やはり牡馬だろ。でもって良血馬で人気の盲点になっていそうな馬はどれか。
そんな視点で選んだのが、テルアケリーの20(父ドゥラメンテ、母父Tapit)です。
この馬の一番の魅力は、半姉のレフトゥバーズ。ディープインパクト産駒で牝馬ですから、父親も性別も違うのですが、あの新馬戦が忘れられず。
ええ、もちろん3番人気だった共同通信杯も本命にしましたよ。エフフォーリアに見事に勝たれましたけど。
その弟がいるじゃないですか、シルクの募集馬リストの中に。厩舎は鹿戸雄一厩舎。お、エフフォーリア!
これは運命としかいいようが無いです。
最初の中間発表ではリストに上がってこない、つまり250票以下と人気がないことも後押し。
よって、このテルアケリーの20が不動の本命、抽優候補に決定しました。
それ以外の候補リスト
抽優がもし駄目なら入会もできないわけで、一般でも通りそうで、かつ走りそうな馬も10頭選びました。
結果、申し込んだのはこのテルアケリーの20に加えて以下の10頭。
申し込んだ時期が締め切りの1週間以上前だったので、中間の人気には左右されず、初心貫徹で行こうと。
票読みも、netkeibaと一口馬主DBである程度できたので、これで。
(印は確度の俺予想印)
7.トレジャーステイトの20 △
22.オーラレガーレの20 ○
23.スナッチマインドの20 △
30.ドントテルソフィアの20 ▲
32.サトノオニキスの20 △
33.ウインミーティアの20 △
61.アズールムーンの20 △
70.ネオヴィクトリアの20 ▲
71.デイトユアドリームの20 ◎
73.オリエンタルダンスの20 △
さすがにトレジャーステイトは駄目元とはいえ、ダメ元すぎる超人気でしたが、他はそこそこ行けそうな感じ?
デイトユアドリームは、上村厩舎でトーセンラー産駒だから人気無いだろう、ってのとマハービスタ、マハーバリプラムの近親だったので、ノルマンディーの出資馬ステラレギアの親戚だから。
さて、結果待ちです。つづく。