2020年度出資馬振り返り(シンメイミヤビの2018・ガガク)
2021年1月デビュー予定。今日(2021/1/3)の時点ではまだデビュー日は決まってません。
2020年に出資した馬の中では一番期待している馬です。
ノルマンディーとの出会い
はい、デアリングタクト効果と呼ばれる効果が私のところにも降りかかってきまして。デアリングタクトのオークスの翌週に入会しました。入会時ではすでに2歳馬の2次募集、先行募集も終了して一般募集の最中でした。あまりよく考えずにタニノジャドールの2018に申し込み。(後で後悔)
岡田牧雄さんの馬は馬券もけっこう買っていて、よい記憶もあります。
ノルマンディーはあまり意識してなかったのですが、実際にサイトを見てみると情報公開も適切。一番の魅力が月会費の安さ、1000円(税別)で、ランニングコストを考えると、これは良心的。友駿には2010年ころから入会しているのですが、いつもいつも会費の高さ(3,740円)を疑問に思っていたところ。会報誌や、明細、クオカードなどなど、紙や景品にかかるコストが多すぎるのはわかりますが、デジタル化推進して、会費を下げるべき。近年ではほとんど活躍馬だしてないんだから、シチーは。経営努力が必要です。
脱線してしまいましたが、ノルマンディー会員は2020年から。
2018年産駒は3頭出資しましたが、そのうちの1頭がシンメイミヤビの2018、馬名ガガクです。2020年7月17日に1口、9月19日に追加で1口出資したので、人生初の2口出資馬になりました。
スクリーンヒーロー産駒
最近調べたのですが、この馬ガガク(馬名ね)の父はスクリーンヒーローですが、2017年当時の種付料はピークだったんです。
ゴールドアクターの時は半信半疑だったんでしょうが、間違いなくモーリス効果でしょうね。
いろいろ調べてみると、このガガクを種付けした年の2017年がピークの700万円(受胎条件付き)、翌年からは600万円に下がってますので、ピーク時の種付料だった馬がこのガガクです。生産牧場は飛渡牧場、思い切りましたね。
だがしかし、このガガクのセール売却価格は583.2万円。飛渡牧場は損切りしたんじゃないの?ノルマンディーはお買い得だったんじゃないの?
そんな気がしてなりません。
母は未勝利、兄弟も未勝利
母シンメイミヤビはダンチヒ系のLanghur産駒。繁殖としての期待値込みで買ったんでしょう、牧場は。
ちなみにシンメイミヤビ(母)の生産牧場は名門タイヘイ牧場です。繁殖牝馬として導入したのが二風谷ファーム、その後売却された先が飛渡牧場。
母は中央未勝利、地方転出後も盛岡で2着があるだけで競走馬としてはまったく良いところ無し。
Langhurに母父がロベルト系のRed Ransomなので、走っても良さそうですがさすがに地方競馬って感じじゃない。
兄弟はというと、これも良いところなし。
ただし、父が全部違います。ワイルドラッシュ、チチカステナンゴ(この時代は二風谷ファームに所属)、スペシャルウィーク、ヘニーヒューズの順につけて、すべて未勝利です。未勝利どころが中央では掲示板にすら載ったことなし。
そりゃ売るのに苦労するわな。
ノルマンディーでも960万円という低価格帯で募集するも、二次募集で満口ならず。デアリングタクト・バブルがあったのに、です。
でも近親には活躍馬が複数。アーリントンカップ3着のブラッドバローズ(父シングスピール)、東京新聞杯2着のキングストリート(父キングカメハメハ)がいます。

出資理由
育成時のコメントでポジティブワードが多い馬でした。ノルマンディーのサイトでも公開されているので、気になるかたは過去分から読み返してみてください。
www.normandyoc.com
「背中の感じは悪くありません」「エネルギーがみなぎっている感じ」「首を上手く使ったフォームで『オヤッ?』という動きを披露してくれます。パワーもありますから、課題をクリアしていけば先々は頭角を現してくるでしょう」
どうですか?おおっ!って思いませんか?
血統構成
ガガクの血統構成表です。兄弟と違うのは父がスクリーンヒーローになり、Danzigの4x3クロスが入ってます。これはプラス要素。
それから、ロベルトの4x4、これは正直わからない。
兄弟のスピード不足分をこのDanzigクロスが補ってくれると入ってきそうな雰囲気。
スクリーンヒーローにダンチヒ系だとカタログにもあるようにジェネラーレウーノがいます。

生産牧場と厩舎
飛渡牧場からは目立った活躍馬は最近でていません。でも1歳時の9月に北海道セプテンバーセールでノルマンディーが購入。
それからは岡田スタッドやえりも分場で過酷な夜間放牧で鍛えられてきたはず。
入厩予定の和田勇介厩舎の評価は正直わかりません。開業5年目の若手ですので、これからの活躍が期待されます。