天皇賞（秋）

毎年当る気がしないこのレースだが、今年も混戦模様。サンデーサイレンス系（以下、ＳＳ系）が強いレースで２年連続して３着まで全てサンデー産駒というこのレース、今年もサンデー系から行こうとは決めていた。だがしかしスイープトウショウの強さが別格にも思え、このレースの本命は最後まで迷った、がここは穴党の自分。人気薄と思われたスウィフトカレントを本命に指定する。鞍上が横山典というのも（ある意味）魅力的である。

このスウィフトカレントは母がホワイトウォーターアフェア（父マキャベリアン）という馬でアサクサデンエンと同じ、実に兄弟馬なのだ。兄弟が揃ってＧ１に出たケースというのはほとんど記憶にない（あとで調べておこう）が、こういうまれなケースは兄弟ドンブリの可能性もあると思い、この組み合わせは当然抑える。あと徐々によくなってきていると思われるハットトリックも抑えて、スウィフト、スイープ、アサクサ、ハットトリックの４頭ボックスを本線に、ＳＳ系に流す。

結果、インティライミが予想を上回るペースで逃げたために後ろから行く馬が大苦戦。不幸中の幸いにしてスウィフトの位置取りが良かったため、押さえの押さえぐらいで買っておいたダイワメジャーとの馬連のみ的中する。当たりは当たりでも完全にマイナスだよ、これじゃ。

それにしても横山と豊のＧ１での複勝率は凄い。もうＧ１は血統で買う時代ではなく騎手で買う時代になってしまったのかもしれない。